娘とママの東京生活

娘が1歳の時に日本へ帰国。

政府の病院で出産すると

マレーシアは子供の数が多く、その多くはやはりマレーシアの人口の大半を占めるマレー人の家庭であったりもします。そしてマレーシアでは出産費用に関しては国からの補助金は全くでないため、旦那さん、または自分が働いている会社の福利厚生に頼るか、自費となります。私の会社は出産費用負担などの福利厚生はゼロ、主人も自営業なので、私達は自己負担です。ペトロナスとか銀行系とか大きな会社に勤めていると、検診から出産までの出産に関する費用は全て会社が負担してくれます。なので彼らはKLでも一流のツインタワービューの部屋に宿泊して出産したりしています。

自己負担組みで、出産費用を抑えたければ、政府系の病院で出産するのがベストです。出産費用も無料か数百リンギだそうです。

昔、同僚からKLのある政府病院の出産シーンについて話を聞いたら、分娩室はカーテンが6つに仕切られていて、そこには6 人に妊婦さんが寝かされ、それぞれが唸りながら出産するとのことです。すごいですね。

そして医者の卵の知人が勤めている半分私立、半分政府で成り立っているある大学病院の分娩室について、その知人から聞いた話によると、分娩室はカーテンで2つに仕切られているから、常に2人の妊婦さんが出産できるようになっているとのこと。そして更に驚いたのは、そこは大学病院なので、インターン生(研修生)が分娩に立ち会うとのこと。もちろん帝王切開だとか、普通分娩でも難しいケースは別として、簡単な普通分娩のケースだと、産婦人科医が必ずインターン生を呼ぶそうです。。その知人も医学部の履修科目の一部に分娩立会いが5回必須となっているとのことで、簡単なケースの普通分娩に5回立ち会ったそうです。話がそれるけど、マレーシアは日本と違って、一番儲けることができるドクターは産婦人科医だそうです。(そりゃこれだけ子供を産む人がいれば納得)

そして私の友人(実は費用をけちって政府病院で出産した友人がいます)は、たまたま彼女の体がいけなかったのか、ドクターときちんと話をしていなかったのか定かではないけど、3日間陣痛に苦しんだそうです。とにかくきちんと子宮口が開くまでは何もできないとナースに言われたとかで、3日間苦しみ、体力もなくなったところで出産した友人がいます。多分、私立の病院で出産すれば、そこまでひどいことはないと思います。

私は前にも書いたように私立病院で出産することに決めているため、そろそろ出産時の希望についてなど、ドクターから話が来るかと思います。