先週、主人とKLのチャンカットブキビンタンにディナーに行ってきました。大事な日本からのお客様と会う約束だったので、義理の父からベンツを借りて行って来ました。私達は渋滞のせいで、約束の時間にかなり遅れてしまい（ひどい）、とりあえず私だけホテルの前に降ろしてもらい、先に相手と落ち合うことにしました。その間に主人はホテルの地下駐車場に車を停めに行ったものの、ベンツが大きすぎて、駐車場入口のポールを倒してしまい、その拍子で左の前輪がパンクしてしまいました。なんてついてないと思いきや、その日のディナーはとても意味のあるもので楽しい時間を過ごすことができました。
さて、ディナーの相手ともお別れをし、私達は駐車場へ戻りました。車のスペアタイヤ交換なんて、ジャッキですぐにできるでしょと安易に考えていた私達。ベンツのジャッキは今までに見たことがない形、どう動かしても動かないし、どこに固定していいかもわからない。どうしよう、と思ったところで、綺麗目のホンダに乗ったチャイニーズが駐車場へ来たので、私はすかさず主人に「あの人に声かけてみて、やり方知らないか聞いてよー」と言い、主人が英語、広東語で話しかけました。このチャイニーズはやはり日本車なのでわからないとのこと、けれど今から会う友達がベンツ乗ってるから聞いたあげるとのことになり、数分待ちました。ベンツに乗ってるやくざ風のチャイニーズがすぐに駆けつけてくれ、意図も簡単にスペアタイヤへの交換が終わりました。何が違ったって、車体の各タイヤの内側に小さな四角いふたがあり、そこを開けると、ベンツ特製のジャッキがはまるようになっていたんです。なんとまあ、知られざるドイツ車。
そして、スペアタイヤのままでは当然義理父に怒られるので、昨日タイヤ交換もしてきました。運よく、主人のビジネスパートナーの知り合いがベンツの中古部品を扱っているとのことで、新品同様のタイヤを 1/4の価格で購入することが出来、車をピカピカに磨いて、実家に返しておきました。一安心。
