娘とママの東京生活

娘が1歳の時に日本へ帰国。

私の考え

昨日は姉と長い時間チャットをしていたこともあり、身のある話ができてよかった。

私がシュタイナー教育に興味を持ち始めてから、インターネットであらゆる情報収集を始めた。そして日本ではたくさんのシュタイナー幼稚園があるけれど、ここマレーシアではペナンに1つとこのエリアに1つあるくらいだった。だから今後娘をどの幼稚園に入れようかというのはあまり深く考えないでおきたい。というより、どんな人のところでお世話になるかが大切だと思う。何に属しているかというよりは、その人がどんなふうに生きてきて、どんな考えで今を歩んでいるかが大事だから。私がいつも娘に教えていることは、物事には理由があるということ。どうして朝起きるのか、とかどうして花や緑が青々としているのかなどなど。とってもシンプルな自然の法則。だから例えシュタイナー教育を実践している機関があって、そこに娘を預けたとしても、肝心の先生の考え方が偏っていたら、はっきり言ってお金の無駄。人間にはいろいろなタイプがいて、私は普段人と接するときは、まずはその人の話し方、顔などから、失礼ながらその人をジャッジさせていただき、接している。そして、一番大事なのはコミュニケーションだと思っている。だからまだきちんとした言葉を話せない3ヶ月の娘に対しても、毎日一緒にいるときは常に言い聞かせたり、いろいろなことを説明したり、どう思う?って聞いたりして、コミュニケーションをとっている。完全にシュタイナーにするのは無理だし、頭がおかしくなると思う。だから、よいところを取り入れている。もちろんテレビが子供に悪影響を与えるのはわかる。確かにテレビを観始めると、口をぽかんと開けたまま、手が止まり、テレビに見入ってしまう。だけど、テレビがなければ、例えば簡単な時事情報が入ってこない、大好きな映画が観れないなど。だから、私が30数年かけていろいろな場所で学んできたことを、娘に伝えていき、私が子供のときにわからなかったことや、大人になって大切なことをこれからは教えていきたいと思う。と言っても、シュタイナーで言う七歳までは夢の中なので、それくらいまではメルヘンの世界で育ててあげたいと思う。そしてメルヘンで思い出すのが、小学生のときに行ったある幼稚園のバザー。今思えばあのバザーはシュタイナー幼稚園主催だったのだと思う。バザーで売っているものは全て手作りで、その手作り製品を見ただけで、わくわく、メルヘンな気分になったのを覚えている。何か心が躍るみたいな、そして心が平安になったのをよーく覚えている。そして私が通っていた保育園でもオレンジの絞り汁で絵を書いたり、小学生のときはろうそく作りをしたり、ものすごく楽しい思い出が沢山あったことを思い出した。大人になってもそれを覚えているということは、それは何かしたら私に影響を与えたということ。だからそう、子育てがそれだけ重要であるということなんだね。とにかく娘には熱心に接していきたい。そしてこの年で子供が出来たことにも感謝している。余裕の育児ができているから。